2022年11月

11月のスケジューラーを見直してみるととそれなりに予定が詰まっていたので、多分忙しかったのだと思うけれど、学会に行ったこと以外はほとんど記憶がない。

以前、動画投稿型のオンライン学会で発表した時は、誰も聞きに来てくれないという苦い経験をしたので、今年は対面開催している小さい学会でポスター発表をすることにした。バイオテクノロジー関連の学会で、研究テーマ的には学会にあっていたものの、やっていることはデータ解析がメインなので、聴衆の反応はいまいちだったし、あまり有意義なディスカッションもできなかった。一応、踏み込んだ解析をしている(した経験がある)先生が2~3人くらい聞きに来てくれたのは良かった。バイオ系のウェットとドライの垣根は相変わらず高いのかなあと思う。

今回は小さい学会に参加したわけだけど、小さい学会でそれなりに問題もあるなあと認識した。基本的に、その学会を支配している研究室の研究テーマに内容が偏る。バイオテクノロジーの対象としては微生物に限定していないのにもかかわらず微生物がテーマの人が多かったし、中でもプラスミドの研究がうんざりするほど多かった。あとは、当たり前だけど、似たような研究グループが集まって学会を作っている都合上、仲良しグループが出来上がっているので、そのグループにテーマが近くない限り学生の身分で懇親会で交流するのはかなり難しい印象(そうでなくても無理なのに)。まだ次の発表用の成果はないけど、次回はどこで発表するべきかはいろいろと調べておいたほうがよさそう。

12月はいい加減論文をサブミットするところまでもっていく。