もうセプテンバー。
仕事。一歩進んで二歩下がっているような日々。草の根活動的な仕事が続いている。新規事業なんかすぐに立ち上がるわけないんだから、それはそうなんだけれどもどかしい。
それはそうと、身近にきちんと技術のことがわかっている人がいる環境はありがたい。もちろん自分でも勉強するけど、がむしゃらに勉強するよりエッセンスだけ教えてもらえるほうが効率がいい。車輪の再発明みたいなことにもならずに済む。
この点だけ見ても、あのまま研究所にいるよりもよかったとは思う。研究員もテクニカルスタッフの方々もどんどんやめていっていた状況だったので、何かを教えてもらえる状況ではなかった。学生時代にはうらやましく見えた潤沢にあった分析装置も、実態はメンテナンスがされておらず使えない状況ではあった。そんな状態で研究所に残っていたら、研究員兼テクニカルスタッフ兼学生指導兼留学生サポート兼etc.、みたいな役回りになって何もできなかったと思う(それはそれで身につくことはあると思うけど)。そう考えると、今の悩みは贅沢な悩みなのかもしれない。学振よりもお給金は増えたし、残業代も出るし。
仕事以外。また別の論文の査読依頼きたので受けてみたらSIがFig. 30近くあった。おかげで査読しているだけで土日が溶けてしまった(自分の速読力がないのもよくない)。たまたま立て続けに依頼があっただけでさすがにもう依頼はないと思うけれど、次があったら自分の論文が仕上がるまではお断りしよう。
あと、会の運営業務もさぼり続けている。8月はだめだめだった。9月は何とかしたい。
おわり