大雪の中、山形で中高校生のポスター発表を聞きに行ってきた。賞をもらったこともないくせに、何の権利があって審査員なんかやってんだと自分でも思いながらも、中高生にいろいろと質問させてもらった。去年から、時折こうやって中高生の発表を聞かせてもらうたびに、自分も研究頑張んないとなーと思わせられることが多く、励みになる。
12月もあと数日しかないけれど、12月中に手持ちの2報のボールを投げられるようにする。絶対年跨ぎはしない。とりあえず、去年の12月の月記に書いてあったことをもとに、今年の反省をつらつらと書いておく。
今年度はハードなサンプリングをしないので、英語とか勉強できるとか宣っていたけれど、結局これまでに取ったサンプル量が多かったので、その処理で精一杯になり、勉強は全然できなかった。まだまだ、データドリブン研究のしんどさを理解していなかったと思う。一般的にそうなのか、自分の能力不足が原因なのかは判断できていないけれど、自分の中で+αの勉強、研究をする余力を作るにはデータ解析だけに専念できる環境(=サンプルの測定をしなくてもいい環境)でないと難しそう。
生活面は基本お金で時間を買うスタイルにしたのは良かったと思う。そもそも、JSTでの採択がなかったらできなかったので、JSTに感謝。出費は大きいけれど、特に最近は晩ごはんもすべて学食なりお弁当なりで済ませているおかげで、生活はだいぶ楽。健康かどうかは知らない。
論文はもう必要な時に必要な分だけ読むスタイルであきらめている。話はそれるけど、文献に関して、つい最近Scansnapを買って英文法書とか教科書とかをにしてメンデレーに突っ込んで使うようにしてみたら非常に便利だった。もっと前からやっておけばよかったとすら思った。時間をお金で買うスタイルで、ご飯を作る時間を減らしたり、論文を書くのにかかる時間を短縮したりして、他の勉強、研究の時間を作る工夫をするのが大事だなと思った。
一応、論文は2報書けた(書いている)し、データ解析の知識も増えたし、コーディングも多少早くなってきて、何もしていなかったわけではないと思う。が、まだ成果になっていないので、何もしてないともいえる。とにかく、2年の間に力をつけた部分を駆使して、さっさと卒業できるように頑張りたい。
来年の目標は年の初めにでも落ち着いて考えようと思う。
おわり
(つづきは長い長い愚痴)
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