2022年2月その1

スギ花粉バイオセンサーやってます。

1月26日になんとなくスギ花粉の気配を察知し、早めにフェキソフェナジンを飲んでみたものの手遅れだったようで、今週は鼻水鼻づまりがひどかった。この時期からどんどん集中力が散漫になっていくのがかなりつらい。小学生のころから重度の花粉症で、耳鼻科で貰った薬を飲んでも症状が改善された試しがないこともあって、最近では適当な市販薬で耐えることしかしていなかったけれど、今年は病院で薬をもらってこようかなあ。

今週の進捗は、再来週の横浜行きのためにサンプルの準備(1/4くらい)と論文の仕上げ。処理したと思っていたサンプルが未処理の状態で冷蔵庫から発掘されてしまったため、来週の準備は結構大変になりそう。圃場試験を一人でやっている以上、溜まったサンプルをうっかり見落としてしまうのは仕方ないと考えるしかない。もともとは共同研究の話がなければうっかり見落とすレベルのサンプル量にはならない予定だったのだけれど...。ここ最近はなぜ一人だけで圃場をやっているのかという疑問が常にある(圃場テーマの後輩がいてもいいのでは)。正直なところ、ベンチがほげほげだから野球がでけへん、という気持ちの高まりを抑えられずにいる。この気持ちが真に正当なものかもよくわからないのが、さらに最近のもやもやした気分に拍車をかけていて、精神的によろしくない。とにかく溜まったサンプルを処理すること以外に精神的に落ち着くことはなさそうなので、心の耐摩耗試験だと思ってしぶとくやっていく。

論文のほうは、考察できることはまだまだあると思うのだけれど、投稿予定の雑誌の中に図が1つしか載っていない4ページの論文を見つけてしまい(図が少ないから悪いわけではないが)、「そんなもんでいいのか」という気持ちになったので、ざざっと仕上げた。主張できるギリギリまで攻めるのが科学な気もするけど、割り切って書き上げるのも大事な気もする。

 

おわり