2021年4月

4月の半ばに論文がパブリッシュされました。某DPIだったり、卒論の時のデータで大したものではなかったり(こういうことを言うべきでもないけど)しますが、出せたこと自体に意義があるかなあという感じです。 卒業研究をしていた当時は実験のデザインについて深く考えていなかったこともあり、サンプリングのタイミングとか、栽培用ポットのサイズとかを査読では指摘されたので、次回に生かさないとなあと反省しました(先月に日記にも書きましたが)。

共同研究の件は、先月の不安が見事に的中し訪問が先延ばしに。とはいえ、何もしないわけにもいかないので、まずはオンラインでゼミに参加する形になりました。共同研究先のラボは海洋環境の研究が中心で、私のラボは土壌・地下水環境が多いので、環境というキーワードでは繋がっているものの、研究テーマは全然違うため勉強になります。あと、研究員が多いのもとても刺激になります。どうしても、学生の中にいると意識を高く保つのがしんどい。

今月は学振DCの申請書や論文の執筆をしていたので、何もしていなかったわけではないのですが、いまいち何かをしたという手ごたえがなかったです。特に学振のほうは、現在の研究テーマで申請書を作るのは今回が初めてだったので、かなり時間がかかってしまった印象。他研究室の先生に申請書を見てもらえる相談会が2回ほどあったのですが、内容を理解してもらえた手ごたえがなく、分野外の人にも分かるような書き方へ修正するのに苦労しました。正直、修正できたという確信はないのですが...。今年度の様式は研究内容よりも、個人の資質に関する様式のほうが増えていて、研究内容をコンパクトにまとめるのがとても難しかったです。今後は時間をかけずに最大限いいものを作れるようにしていきたい。申請書作りに意味がないわけではないですが、研究の本質ではないので、

 あと、改めてお金関係が厳しいなあという感じ。学内の博士学生への給付奨学金(月5万)の申請は通ったので、授業料免除が通らなくても今年一年は貯蓄でなんとか生き延びられそう。学振が通らなければ、来年は奨学金が必須かなあ。